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 西穂山荘は森林限界に位置しています。そのため西穂への登山道は、亜高山帯から高山帯へと連続する豊富な植物相を持っており、5月の雪融けから秋風の9月初めまで様々な花が咲き競います。特に6月中旬から7月中旬にかけては多種多様な花々が一斉に開花し、高山植物を見るには最も適した時期といえます。

 

山荘より下の亜高山帯

 標高1500mを超えると、シラビソ・オオシラビソといった針葉樹が群落を成します。林内にはナナカマド・オオカメノキなどの広葉樹が散在し、沢沿いの斜面にはダケカンバが生育しています。 森林上部や開放地ではオオサクラソウ・サンカヨウ・キヌガサソウ・ゴゼンタチバナ・ミツバオウレン・ベニバナイチゴ等の花が見られます。


オオサクラソウ

 

 

 

 

西穂山荘前

 山荘前のテント場上部斜面の植物群落は、「高茎草原」に該当します。ハクサンフウロ・クルマユリ・シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ・コバイケイソウ・カイタカラコウ・マルバダケブキ等が見事に咲き乱れます。


クルマユリ

 

 

 

山荘〜丸山周辺

 
山荘から上部はハイマツ林となり、登山道の脇にはコイワカガミ・イワツメクサ・ハクサンシャクナゲ・コケモモ・リンネソウ等が可憐な姿を見せてくれます。


ハクサンシャクナゲ

 

 

 

独標周辺〜西穂山頂

 ミヤマキンバイ・キバナシャクナゲ・イワベンケイ・ハクサンイチゲ・ミヤマクロユリ・キバナノコマノツメ・ウサギギク・チシマギキョウ・イワギキョウ・トウヤクリンドウ等が見られます。穂高の厳しい環境の中でけなげに生き抜く花々は登山者の心を和ませてくれます。


イワベンケイ

 

 

  

※ お願い

独標下に位置する“ お花畑 ”は、心ない人達の踏み荒らしにより、重大な被害を受けてしまいました。 現在、植生回復を目指し立ち入り禁止としています。皆様のご協力をお願い致します。

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